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(修羅の国への誘い)明日会社に行きたくない新入社員の皆様へ

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遅れてやってきたエイプリルフール。
中国在住ヒッピーオジサンからのアブナイお誘い。
(※当記事はジョーク記事です。真に受けると火傷をする可能性があります。)

 

真面目な記事


おふざけを始める前に大事なことを書いておきます。
まず、真面目な記事、すなわち新社会人の皆様への応援メッセージに関しては、既に1年半ほど前に書いています。当記事を読む前後には是非こちらにも目を通していただきたいと思います。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

他には、状況によっては以下の記事も参考になるかもしれません。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

さてそれでは、はじまりはじまり〜!

 

賢い新入社員たち


今日から新年度が始まりました。

 

新入社員として緊張した面持ちで会社に向かった方達、彼らを迎え入れた先輩たち、立場は違えど新しく何かが始まる瞬間というのは実に良いものです。

 

さて、新入社員の皆さん、どうしたか会社は?

 

雰囲気は良かったですか? 優しそうな先輩はいましたか? 思っていたような場所でしたか?

 

まあ最初は研修でしょうから、数ヶ月くらい経たないとなかなかリアルな感想を持つことも難しいかもしれません。

 

この時期、毎回決まって話題になることがあります。
そう、「すぐに辞めてしまう新入社員」の話です。

 

毎年約5万人、つまり新入社員の10人に1人は入社後1年以内に退職してしまうそうです。

 

個人的には、この数字を知って非常に嬉しくなりました。毎年5万人も賢い若者が誕生するなんて、日本の未来は明るいなと。

 

私だったら絶対にできません。自ら望んで入った会社を1年未満で辞めるなんて。組織に入ればすぐに人間関係が形成されるわけですが、私は超絶情に厚い人間なので、自分の担当になって色々と教えてくれた先輩を裏切るなんてことは絶対にできません。どんなに嫌でも2年くらいは働きます。

 

だから、今年度中に退職することになる5万人の若者たちは只者ではないと思うのです。
勇気がある。実に勇ましい。行動力がある。
同じ場所でダラダラ働き続けるのなんて誰にだってできる。ただ、辞めるのには本当に勇気がいる。
だから私はあなたが辞める際には拍手を送りたい。

 

ようこそ、こちらの世界へ、と。

 

辞めた後に待っているもの


私はさすがに1年未満で辞めたことはありませんが、数年働いたらすぐに辞めてしまうタイプです。基本的に飽き性なので。

 

日本国内だけでは飽き足らず、海の向こう側にも足を伸ばしてみました。
台湾で数年働いて、もっとヤバいものが見たくなり、とうとうここ、通称修羅の国にもやってきました。

ということで、「日本の会社を辞めた後に待っているもの」についてはそれなりに理解しているつもりです。

 

まず、辞める際に一点だけぜひ確認しておいていただきたいことがあります。
「そこにいる連中よりも自分の方が優れた人間であるか?」だけは絶対に確認しておくべきです。この問いの答えが「Yes」なら、何も心配する必要はありません。

 

IT社会の到来によって、何もかもが早熟化しました。高校生くらいでも博識な人が本当に増えたし、大学在学中に起業してガンガン稼いでいる優秀な若者もたくさんいます。はっきり言って、「終身雇用」とか「年功序列」なんていう笑っちゃうような概念で緩くやってきた中高年サラリーマンなんかでは最近の若者には敵いません。

 

私は、そういう中高年が大嫌いで、ずっと中指を立てて生きてきました。

 

だから、日本の社会がだんだんと変化し、デカい会社が潰れたり中華に食われたりして、そういった社会のゴミというか膿が路頭に迷う様を見ていると気持ち良いのです。

 

もちろん、いい会社もたくさんあります。「失望」した新入社員もいれば、「思っていたよりも雰囲気が良かった!」、「これなら頑張れそう!」なんて思った人たちも決して少なくないはずです。そういった方達は、ぜひそこで頑張って、日本の経済を支えてください。

 

「ここは自分がいるような場所じゃない」と思って辞める方は、ぜひ早急に次のプランを立てて、「自分がいるべき場所」に移るべきです。「実家に帰ってちょっと休憩」はダメですよ。20代の10年間に休憩していてよい時間などありません。

 

「先輩たちよりも自分が優れているかどうかはわからないけれど、とりあえず自分には合わない」なんて方は、辞めない方がいいと思います。「自分の方が優秀」という自信というか、強い自負心がないのなら辞めない方がいいです。というか、辞めたければ辞めればいいけれど、多分苦労しますよ、今後もっと。

 

修羅の国への誘い


ということで、これから辞める5万人の皆さん、昨年度中に辞めた5万人の皆さん、こっちに来ませんか?

 

中国、いいですよ〜!
どこでも気軽に唾が吐ける国なんて、この広い世界を眺めてみてもここくらいだと思います。
みんな話し声がびっくりするくらいうるさいから、あなたもボリュームに注意する必要はありません。とにかく一切「遠慮」する必要のない土人国家ですから、慣れると本当に気持ち良いですよ。

 

仕事もこっちにはいくらでもありますし、もしあなたにIT系のスキルがあるのなら、日本語能力と組み合わせることで、日本ではあり得ないくらいの高待遇で雇ってもらうことも可能なはずです。今後放っておいても日本人はどんどん減っていきますから、日本という国はどんどん中華化します。日本に限らず、オーストラリア、アメリカ、ドイツなんかにも既にかなりの量の中華DNAが注入されています。ですから、中国語をマスターしておくと非常に強力な武器になるかもしれません。

 

「半年経ってわかったけれど、この会社にいる連中みんな馬鹿だ。ここにいたら自分もダメになりそう、、、」なんて思う新入社員、秋頃には絶対に出てくるはずです。そういう日本の未来を作る力のある優秀な若者は、程度の低いステージで消耗しないでいただきたい。勿体無い。

 

もちろん中国である必要もありません。どこでも良いので、私はそういった方達には海外に出ることをとにかく強く勧めます。しばらく外で働いて、英語ともう一つくらい外国語をマスターして、将来必ず日本に帰ってきてほしい。その時点で、ずっと小国に引き籠もっていたような宅男たちとはびっくりするくらいの差がついているはずです。

 

勘違いしないでいただきたいのですが、私は外国をリスペクトしているわけではありません。そうではなくて、ユルユル脳の日本人には武者修行が必要だと言っているだけなのです。

 

終わりに


まあこういう変なことを言う「先輩」もいていいでしょう。

 

オッサンになった今思うわけですが、「いつでも挑戦はできる」って言葉、あんまり正しくないと思います。私くらいの年齢になったら、もう親の介護の問題なんかも出てきますからね。身内を放置して海外で好き勝手やるなんていうのはあまりにも自己中心的。右寄りな私としては、そんなマインドの奴は日本人ではないと思います。

 

ですから、やっぱり20代の10年間、もう少し延ばして35歳くらいまでの期間が鍵になるわけです。実は中国も結構似たようなことをやっているんですよ。北京大学や清華大学等の一流大学の学生の中で優秀なのはアメリカのトップ大学に送られて、そっちの大学院でしばらく勉強と研究。その後現地で就職してしばらく働いて、頃合いを見計らって中国に戻ってくる。もはやアメリカがベストな行き先かどうかはわかりませんが、日本もそういうことをしっかりやっていかないと、なかなか国際競争力が身につきません。

 

ということで、「数年後に日本に戻る前提」で海外に修行に出て行く若者がもっと増えるといいなと個人的には思っています。大勢出て行く必要はないのですが、そういう役目を担う者も必要なのではないでしょうか。