今日昼食をとりながら東京都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の中継を見ていて思ったのだけど、だいぶ出席者たちの雰囲気が変わったなと。
お堅い話をしつつも、専門家も政治家も皆和やかで、軽いジョークまで飛び出すほどだった。
新規感染者数が大きく減ったという訳ではないものの、コロナで亡くなる人が続出する訳でもなく、良くも悪くも状況は落ち着いているからなのだろう。そもそもどれだけ対策をしようともコロナをこの世界から消し去ることはできない訳で、「ウィズコロナ」と割り切って今後共生の道を歩むしかないと、皆理解したというか、納得したからなのかもしれない。
それにしても、印象的だったのは小池百合子知事の笑顔だ。お堅い会議なのにも関わらず、所々で笑顔を見せ、会議後の記者会見でも何というか、嬉しそうにすら見えた。
個人的にはこれで良いのだと思うけれど、半年かかってようやくここまで来たのかと、日本人が心や気持ちを切り替えるのに必要な時間の長さに少々うんざりしたのもまた本当。
国民全体が同様の変化というか、気持ちの切り替えをするのにあとどのくらいかかるのだろうか?