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アルコールと私

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先ほどスーパーで今夜飲むためのお酒を選んでいて、ふとアルコール依存症である自分自身についてブログに書いてみたくなりました。

 

私は当サイト以外にも幾つかブログを運営しているのですが、様々な記事をお読みいただいた上で、「この人、ちょっと変かも、、、」なんて思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

実はですね、、、私、変なんです。そう、変なオジサン。

 

とまあ冗談は置いておくとしても、私は実は様々な物事に対して「依存」しやすい人間です。

 

具体的には、短期的な事柄に関して言うと例えば、一旦何かに興味を持つと何日も何日も寝る間も惜しんでそのことばかりひたすら調べまくったりすることがよくあります。一旦「入ってしまう」と満足するまで抜けられなくなるのです。これは仕事中も同じで、一旦変なゾーンに入ったらもう食事をとるのも苦痛になって、何も口にせず夜も寝ないで没頭することがあります。

 

ただ、ゾーンから抜けた後の反動が酷いのです。虚無感や鬱に襲われることが多いです。

 

この傾向は学生時代からあって、そういった精神面での不調を癒す存在が、私にとっては「アルコール」と「セックス」でした。

 

お酒は、学生時代から1年365日飲んでいます。飲まないと深夜になっても全然眠れません。

 

セックスに関しては相手の都合もありますから少し話が異なりますが、若い頃もデートらしいデートというものをしたことがなくて、週末は東京の池袋駅北口方面や鶯谷駅周辺の安いホテルに籠もりっきり、食事は出前ばかり、そんなちょっと異常な20代を送りました。土曜日の朝、彼女と駅で待ち合わせて、コンビニで5,000〜6,000円くらい出して大量のビールとチューハイ、つまみを買い込み、ホテルに引き籠もるのです。抱き合っては休憩と称してお酒を飲み、今度はまた休憩と称してベッドに入り、、、その繰り返し。ドラマに出てくるような恋愛模様とはあまりにもかけ離れたドロドロとした時間を過ごしていたのです。

 

そして老いに老いた今、残ったのはアルコールだけ。すごく相性のいい女性と長く付き合うと、なかなか他の女性では満たされなくなるのです。行為をするだけなら良いのですが、一緒に食事をしたりお酒を飲んだりしたいとは思えないんですよね。やったらすぐに出て行って欲しい、もしくは自分がすぐに出て行きたいと思ってしまうのです。

 

よくお酒が好きだと言って飲み歩く人がいるわけですが、私は基本的に外では一切飲みません。会社の飲み会は基本的に断りますし、参加せざるを得ない時はウーロン茶もしくはコーラを飲んでいます。そもそも「飲み食い」という行為自体があまりきれいなものだとは思っていないので、極力人に見られたくないという思いがあるのです。それに、素面の時でないとわからないわけですが、お酒を飲んだ人の吐く息というのはすごく臭いですしね。

 

そんなわけで、私は毎晩、家に帰るとただひたすら一人でお酒を飲むのです。

 

もちろん、美味しいから飲むわけではありません。というか、美味しいのは最初の1杯だけです。その後は味のことなんか気にしていないし、記憶にも一切残りません。

 

お酒が回ってぼーっとしてきたら、パソコンの中に入っている昔の写真を漁るのです。かつての恋人の笑顔を見ていると、すぐに涙が出てきます。今これを書いていても、やっぱり涙が出てきます。えんえんと泣くのではなく、サァーと、音もなく流れるのです。さらにどんどんどんどんお酒を流し込んで、眠気が襲ってきたら終わりの合図。ベッドに横になれば、悪夢の始まり。朝目が覚めて、夢であったことに安堵し、嫌な汗をシャワーで流して仕事へ。これが私の人生です。